トラウマを克服するには？スピリチュアル専門家が伝える5つの浄化方法

※本記事は、スピリチュアルセラピスト監修のもと制作しております。

本記事を訪れてくださった方は、おそらく何らかのトラウマを抱えている方が大半でしょう。

心に背負う内容は人それぞれで、影響力の大小に関係なくとてもセンシティブな問題ですよね。

今回は、みなさんが抱えているトラウマを浄化するための方法をご紹介します。
焦らず、ゆっくりと時間をかけて心を癒してあげてください。

トラウマとは

トラウマとは、日本語で「心的外傷」のこと。心についた大きな傷を意味します。

心についた傷は、他者からは見えにくいものですよね。身体の傷の場合は、他者から見ても分かりやすく、すぐに問題の大きさが理解できるでしょう。

しかし、心に抱えたトラウマに関しては受けているダメージの大きさが分かりづらく、ときには本人すらも気がついていないケースがあります。

「いつまで過去にとらわれているんだろう」
「なんで私は周りから理解されないんだろう」

このように、忘れたくても忘れられない…理解してほしくてもわかってもらえない…。
頭のどこかで消えて欲しいとは願いつつもなかなか離れてくれないのが、トラウマの性質でもあります。

トラウマは主に2種類に分かれる

トラウマは、急性トラウマと慢性トラウマの2種類に分類されるといわれています。

急性トラウマとは、過去に経験した印象的な出来事がずっと脳裏に焼きついてしまい、その後に何らかのトリガーによって突発的に影響するもの。たとえば、事故や災害などです。

慢性トラウマとは、幼少期のネガティブな体験が、大人になってからも心に残り続けるもの。いじめや虐待、ネグレクトなどが挙げられます。

いずれのトラウマも、過去の体験をきっかけに心に傷を負ってしまうことに違いありません。

トラウマはどうして心に刻まれてしまうの？

トラウマが心に深く刻まれてしまう理由の一つに、過去に起きたことを浄化できず現在に至っているということが考えられます。

たとえば、私たちが何らかのショックを受けたときに「いやだ」「つらい」という感情をそのまま吐き出すことがあるでしょう。

感情を外に出してしまえば、恐怖や不安から心が解放されて脳裏に居座り続ける確率は少なくなります。

けれども、起きた出来事があまりにも衝撃的で、言葉にする間がないくらい継続的に繰り返されたとしましょう。

その出来事を外に出せずに心に残ってしまった場合、やがてトラウマとなって何らかの形で影響する可能性があるのです。

トラウマが私たちに与える影響

では、どのような形でトラウマは私たちに影響してゆくのでしょうか。
心と身体の両側面から見ていきますね。

心の不調が起きやすくなる

まず、心の不調に影響しやすくなることです。

代表的なものは、フラッシュバックでしょう。
思い出したくなくても、何かの状況を見たり聞いたりした場合、勝手に思い出したり考えたりしてしまいます。当時の感覚が蘇って、パニックになってしまうこともあるでしょう。

また、いやな記憶が蘇ることを避けようとするあまり、記憶が曖昧になってしまうケースもあります。

心に強いストレスがかかった状態は、自分の行動に不安が心配が生じやすく、自己否定しやすくなってしまうかもしれません。何かのトラブルが起きると「自分のせいでこうなったのではないか？」と感じてしまうこともあるでしょう。

身体への不調が生じやすくなる

トラウマは、身体への不調を招くことがあります。

たとえば、原因不明の腹痛、頭痛、慢性疲労、喘息などです。医療機関で検査をしても原因が特定できず、治したくても治し方が分からないという状況になることがあるでしょう。

もちろん、慢性的な身体の不調がトラウマによるものだと一概にはいえませんが、考えられる要因の一つに「トラウマ」が影響していることも忘れてはいけません。

対人関係に不安を抱きやすくなる

トラウマは、対人関係にも影響することがあります。

人間関係のお悩みは、一筋縄ではいきませんよね。何とかして苦手な人から離れよう、この危機を乗り越えようと工夫してみても、事態が改善されないときは「トラウマ」がはたらいているのかもしれません。

対人関係に関するトラウマには、次のようなケースがあります。

・人に気を使いすぎてしまって疲れる
・人前に立つと頭が真っ白になってしまう
・自分のことを話そうとすると言葉が詰まってしまう
・人と接するだけでストレスがかかる
・他者からどう思われているか常に不安

生きづらいな…と感じている場合は、過去の経験から自分を守ろうとしているのかもしれません。

トラウマを克服する5つの方法

トラウマを克服する方法として、スピリチュアルな観点から次の5つを紹介しますね。

身体に触れてリラックスする

身体面から緊張をほぐすには、身体に触れて気持ちをリラックスさせることが重要です。

セルフハグでもいいですし、アロママッサージやカイロプラクティックなど、誰かに委ねてもいいでしょう。

身体と心は密接につながっているのはみなさんもご存知かもしれません。スピリチュアルな観点からみても、特にセルフハグは不安除去のセロトニンや幸せホルモンのオキシトシン分泌に効果的といわれています。

身体に触れて、心を癒す習慣をつくってみてください。

インナーチャイルドの声を聞く

インナーチャイルドの声を聞くことも、トラウマ克服に効果的な方法のひとつです。

インナーチャイルドとは、私たちの中に存在する「子どもの自分」を見立てる考え方のこと。

トラウマを浄化する際は、こうしたインナーチャイルドに話しかけて自分を癒すと、本音に気がつけるかもしれません。

具体的には、子どものように泣きじゃくっている自分に問いかけて癒すことを意識してみましょう。

では、内側にいる子どもの自分を癒す、とはどういうことでしょうか。

たとえば、「職場の上司からの圧力に疲れてしまった」や「人に言われたことがきっかけで自信がなくなってしまった」と、何らかのプレッシャーに圧倒されて動けなくなったとしましょう。

そんなとき、私の中にいる子どもの自分が泣いていると捉え「つらいね。怖いよね。不安だね」と、感情に寄り添ってあげてみてください。

自然と、自分の中に溜め込んでいる素直で正直な感情が表に出てきてくれるでしょう。

もちろん、インナーチャイルドを意識せずに感情に気がついてあげても問題ありません。ただ、自分を小さな子どもに見立ててみると、いつもより優しく声をかけられるかもしれませんね。

フラワーエッセンスを取り入れる

フラワーエッセンスを取り入れるのもおすすめです。

フラワーエッセンスとは、花が持つエネルギーや波動を水に転写したもの。感情面にはたらきかけるエネルギー療法のひとつです。

フラワーエッセンスにはさまざまな種類がありますが、トラウマにはたらきかけたり自分を癒せるものが豊富にそろっています。商品もさまざまで、お悩みにあわせてブレンドしてくれるところもありますよ。

ご興味のある方は、フラワーエッセンスで検索されてみてくださいね。

潜在意識を書き換えるワークをする

潜在意識を書き換えるワークをしてみるのも効果的です。

潜在意識とは、無意識の中に眠っている意識のこと。脳の95%以上を占めているといわれ、私たちの思考や行動パターンを大きく左右します。

トラウマと潜在意識は密接に関わっています。

たとえば、幼少期に周りの大人たちがお金に振り回されている様子を見てきたとします。
そして「稼げる大人になりなさい」と言われ続けたとします。捉え方によっては、良い刺激にもなり、逆に焦りや不安を与える要素にもなり得るでしょう。

後者の場合「稼がないと自分もお金に振り回される人生になってしまう」と、強迫観念が生まれかねません。実際に生活に十分なお金を持っていたとしても「もっと稼がないと不安」という暗示をかけてしまうのです。

そうした自己暗示が潜在意識に残ってしまうと、「働いていても不安」「失敗してしまうのではないか怖くて動けない」という状態を引き起こす可能性があります。

過去に見た事実がトラウマになり、潜在意識に根付いてしまうかもしれません。

こうした状況から解放されるには、潜在意識そのものを書き換えるワークを検討してみましょう。

潜在意識は、適切な方法で進めることで柔軟に変更できるものです。

潜在意識の書き換えについては、こちらの記事を参考にしてみてください。

潜在意識を書き換えるには？今すぐできる行動習慣や効果的に書き換える方法を解説

トラウマ浄化セラピーを受ける

ご自身でトラウマに向き合うことは、相当な精神力を要します。
不安があれば、スピリチュアルセラピストによるトラウマ浄化セラピーを受けることをおすすめします。

トラウマ浄化にピリチュアルセラピストをおすすめする理由は、私たちが本来もっているエネルギーの観点から施術してくれるからです。

特に、レイキヒーリングや気功の専門スキルを保有しているセラピストであれば、心理学や科学的根拠と紐付けながら、トラウマを浄化してくれます。

当サイトAquaPlanetでは、レイキや気功のスキルを持つスピリチュアルセラピストが、エネルギー療法を用いてトラウマ浄化を進めます。

AquaPlanetが考えるトラウマ浄化は、本来の自分を取り戻すことに重きを置き、ネガティブでもポジティブでもない「フラットな状態」を目指します。

トラウマを解放して本来の自分で生きていきたい。そのような方は、ぜひAquaPlanetへご相談くださいね。

トラウマを克服して本当の自分に戻ろう

過去のつらい経験や出来事は、思い返すだけでもつらいものですよね。

トラウマは、少なからず誰もが抱えています。傷の大きさに関係なく、とてもセンシティブなものです。

もし、トラウマによって生きづらくなってしまっている、原因不明の不調に悩まされているという方は、時間をかけてでも構いません。自分を癒していきましょう。