セルフイメージの高め方は?劣等感から解放され自分を好きになる秘訣

最終更新日 : 2024/12/20 | 投稿日 : 2024/12/20

あなたはセルフイメージが高いでしょうか。
それとも、低い方でしょうか。

当サイト、AquaPlanet(アクアプラネット)には「セルフイメージを高めるにはどうしたらいいの?」とご相談をよく頂戴します。

セルフイメージが低いせいで、新しい仕事にチャレンジしたくても自信がなくて足踏みしてしまったり、自分は何も悪くないのに罪悪感に潰されそうになっていたり…いろいろな悩みを抱えている方は多いでしょう。

そのような方のために、本記事では、セルフイメージの高め方について解説します。
自分で自分をどう見るかによって、人生を左右する重要な要素になるので、ぜひ実践してみてくださいね。

セルフイメージって何?

セルフイメージとは、自分自身に対する認識やイメージを指します。
自分の性格や得意・不得意なこと、そして他人からどのように見られているか、そういった「自分」に対するイメージを総合して、セルフイメージと呼びます。

たとえば、自分を「明るくて積極的な人」と認識しているのか「失敗が多くて要領の悪い人」と思っているのか。このように、自分への印象と捉えると分かりやすいかもしれません。

セルフイメージはポジティなものとネガティブなものがある

セルフイメージには、ポジティブなものとネガティブなものがあります。

ポジティブなセルフイメージ

「自分ならできる」と信じられる人は、何事にも自信を持って挑戦し、たとえ失敗してもそこから学び、成長する力を持っています。

難しい仕事を任されたときでも「何とかなる!」「まずはやってみよう」という前向きな気持ちで取り組んでいるでしょう。

ネガティブなセルフイメージ

一方で「自分はどうせ失敗する」と思い込んでいる人は、新しいことになかなか踏み出せません。大きなプロジェクトを任されても「自分には無理だ」と感じ、失敗を恐れるあまり消極的になってしまうからです。

そして、その行動がまた自信のなさを強め、さらにネガティブなイメージを作り出してしまうでしょう。

セルフイメージは人生に大きな影響を与える

セルフイメージは、私たちの人生のさまざまな場面に影響を与えます。

たとえば、仕事面です。
ポジティブなセルフイメージを持つ人は、困難な状況でも柔軟に考え、結果を出そうと努力します。でも、自分に自信がないと、挑戦の機会を逃してしまうかもしれません。

これは、人間関係も同様です。
「自分は価値のある人間だ」と認識している人は、人とのつながりを自然に築き、積極的に関わろうとします。

しかし「自分は愛されない」「人とうまく付き合えない」と思い込んでいると、他人との関わりを避けて孤立しまうかもしれません。

こう考えると、セルフイメージ一つで、生きやすさに直結することが分かりますね。

セルフイメージには種類がある

セルフイメージには種類があり、主に「身体的」「社会的」「スキルや能力」「感情的」な側面に大別されます。

一つずつ解説しますね。

身体に対するセルフイメージ

身体的セルフイメージとは、自分の外見や体型、健康状態、体力など、身体に関する自己評価を指します。

たとえば、鏡に映る自分の姿に満足し、外見に自信を持っているかどうかを自問したときに、顕著に現れるでしょう。

ポジティブな身体的セルフイメージを持つ人は、自分の外見や健康状態に満足し、自分自身を大切にする傾向があります。健康的な生活習慣を心がけ、前向きに人生を楽しめるでしょう。

しかし、ネガティブな身体的セルフイメージを持つと、自分の体に対する不安や不満から無理なダイエットや過度な運動に走り、健康を損なうリスクもあります。

また「見た目に自信がない」と感じることで、人と接することに消極的になることも珍しくありません。

社会的立場に対するセルフイメージ

社会的セルフイメージは、自分が社会や人間関係の中でどのように見られているか、またどのように評価されているかについての自己認識を意味します。

たとえば、職場や学校での役割、友人や家族との関係性、コミュニティでの立ち位置などが挙げられるでしょう。

社会的セルフイメージがポジティブな人は、自分の役割や存在価値に自信を持ち、人との関わりを楽しめます。新しい人間関係も積極的に築こうとするでしょう。

一方、イメージが低い場合、自分が他人に受け入れられていないと感じやすく、孤独感や疎外感を覚えることがあります。

たとえば、過去にいじめや孤立の経験があると、人間関係に不安を抱えやすくなり「どうせ自分は必要とされていない」と思い込んでしまうかもしれません。

職場で孤独を感じやすい方は、こちらの記事も併せて読んでみてくださいね。

職場で孤立感や疎外感を抱いたらどうすればいい?心が疲れたときに試したい8つの対処法

スキルや能力に対するセルフイメージ

スキルや能力に対するセルフイメージは、自分の知識や才能、仕事や趣味におけるスキルについての自己評価を指します。たとえば、仕事での成果や学校での成績、スポーツや趣味における実績などが大きな要素になってくるでしょう。

ポジティブなセルフイメージを持つ人は、自分の得意なことに自信を持ち、スキルアップや新しい挑戦に対して意欲的です。自分の可能性を信じているため、困難な状況でも前向きに努力し続けられるでしょう。

逆にネガティブだと、新しいことへの挑戦を避けてしまいがちです。その結果、成長の機会を失い、キャリアや人生において停滞を感じてしまうかもしれません。

感情的なセルフイメージ

感情的セルフイメージは、自分の感情に対する認識や、感情をどのように表現・管理するかについての自己評価です。たとえば、自分の感情を素直に表現できるか、もしくは感情を抑え込んでしまうか、といったことが影響するでしょう。

ポジティブなイメージを持つ人は、自分の感情に正直で、喜怒哀楽の表現が柔軟です。
素直に自分を出せるので、ストレスを感じにくく、人間関係においても自然体で過ごしていることが多いでしょう。

一方、セルフイメージが低い場合、感情をうまく表に出せないことが多いかもしれません。本当は嫌なのに「NO」と言えず、自分を犠牲にして他人を優先してしまうことが多い傾向にあります。

セルフイメージはいつ形成されるの?

セルフイメージは、多くの場合、幼少期の経験や環境によって形成されるといわれています。

幼少期は心が柔軟で、環境や言葉の影響を受けやすいため、この時期の経験が後のセルフイメージの基盤を作るといっても過言ではありません。

たとえば、親から「あなたは本当に頑張り屋だね」「できるよ、大丈夫」と励まされて育った子どもは、自分に自信を持ちやすくなります。こうした肯定的な言葉は、ポジティブなセルフイメージを育むための土台になるでしょう。

一方で「そんな簡単なことがどうしてできないの?」「何をやってもダメね」といった否定的な言葉を繰り返し聞いて育つと、自己肯定感が低くなり「自分はダメな人間だ」と思い込んでしまうことがあります。

そういえば、筆者が小学生の頃、日焼けしすぎてとにかく色黒でした。3年生くらいのときに、同級生の男子から「真っ黒くろすけ」というあだ名をつけられ、嫌で嫌で仕方がなかった記憶があります。

それからというもの、私にある身体的なセルフイメージが付きました。「私は色が黒くて可愛くない」「肌の色で、からかわれる人なんだ」と。

そのせいで、しばらくおしゃれが楽しめない日々が続きました。まさに「黒」歴史です。

セルフイメージを高める5つの方法

たとえ幼少期にネガティブなセルフイメージが形成されたとしても、それを見直し、ポジティブなセルフイメージに変えられます。

以下の方法を参考にして、本来の自分を好きになっていきましょう。

自分が持つイメージを言語化する

まずは、自分が持つセルフイメージを正しく認識することが重要です。

人は無意識のうちに「自分はこういう人間だ」と決めつけてしまうことがあるでしょう。
たとえば「私は人前で話すのが苦手」「人からモテない」といったネガティブなイメージです。

このような思い込みを見つけ出し、言語化して書き出すことで、あなたがどのようなセルフイメージを持っているのかが明確になります。

「何が苦手だと思う?」「弱い部分は?」

こうしたことを書き出し、それぞれに対して「本当にそうなの?」と問いかけてみてください。意外にも「ただの思い込みだった」と気づくことがあるかもしれません。

これ以上セルフイメージを下げない習慣をつくる

セルフイメージを高めるには、これ以上、自己評価を下げない習慣をつくりましょう。

セルフイメージが低い状態だと、自分に対して厳しい言葉をかけがちです。たとえば「自分はかっこよくない」「どうせ目標なんて達成できない」「私なんか…」といったネガティブな自己評価が続くと、何をするにも自信が持てません。

こうした習慣を少しずつ変えるためには、自分を労う言葉を意識的にかけてあげることが大切です。労いのタイミングは、本当に小さなことで十分です。

「朝、早く起きられた」「10分だけ運動をがんばった」
こんな些細なことで構いません。「自分、今日もよくやったね」と自分を褒める習慣を作りましょう。

パナソニックを創業した松下幸之助さんも、自身の頭を撫でて褒める時間を設けていた、というのは有名な話ですよね。

偉大な人物ですら、労いの言葉を自分にかけています。
あなたがやらない選択肢は、ありません。

この小さな褒め言葉を積み重ねることで、自己否定が少しずつ減り、セルフイメージが下がるのを回避できます。

あなたを否定してくる人と距離をとる

あなたの周りに、いつも否定的な言葉を投げかけてくる人はいませんか。
「そんなの無理だよ」「すごい人でない限りできないよ」といった言葉は、あなたの自信を奪い、セルフイメージを低下させる原因になります。

もしあなたを否定する人が身近にいるなら、少し距離を置くことも大切です。人間関係をすぐに変えるのは難しいかもしれません。でも、少しずつでもいいので、あなたを応援してくれる人や肯定してくれる環境を選ぶようにしましょう。

自分を大切にしてくれる人の存在は、あなた自身のセルフイメージをポジティブに変える大きな支えになります。

中途半端になっている作業を片付ける

セルフイメージを高めるには、達成感を味わうことが効果的です。あなたの周りに、中途半端になっている作業や気になっていることはありませんか。

たとえば、やりかけの仕事や読みかけの本、部屋の掃除など、手をつけたけれど途中で放置しているものがあると、無意識のうちに「自分は何もやり遂げられない」と感じてしまいます。

こうした作業を一つひとつ片付けていくことで「できた!」という小さな達成感を得られます。その積み重ねが、自分に対する信頼感や自信につながり、セルフイメージを高めてくれるでしょう。

まずは簡単なことから始めてみましょう。たとえば「玄関を綺麗にする」「途中までだった家計簿を再開してみる」といった、小さなタスクで構いません。その小さな成功体験が、あなたの心を軽くし、前向きな気持ちを育ててくれます。

潜在意識を理解する

セルフイメージを根本から変えるためには、潜在意識への理解が欠かせません。

潜在意識とは、自分でも気づかない心の奥底にある考え方や信念のこと。過去の経験や繰り返し聞いてきた言葉が、潜在意識に深く刻まれ、無意識のうちにあなたの行動や考え方に影響を与えています。

潜在意識は、繰り返しの言葉や行動によって少しずつ変化していきます。毎日ポジティブな言葉を自分にかけ続けることで、心の中に新しいセルフイメージを植え付けられるはずです。

潜在意識について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧くださいね。

潜在意識を書き換えるには?今すぐできる行動習慣や効果的に書き換える方法を解説

潜在意識を味方にするならAquaPlanet

セルフイメージは、幼少期の経験や環境によって形成されやすいとお伝えしました。

しかし、その体験が根深いものであればあるほど、ポジティブなセルフイメージに書き換えることは容易ではありません。

特に、幼少期の経験が否定的なものであった場合、その影響は無意識の中で潜在意識に刻まれ、私たちの行動や考え方に大きな影響を及ぼし続けます。

こうした状況を改善し、自分を新たに作り直すためには、潜在意識を専門に扱うセラピストの力を借りてみてください。

AquaPlanetの潜在意識の書き換えセッションでは、あなたの潜在意識に直接働きかけ、過去の経験や思い込みに縛られている部分を解放していきます。

独自のセッションを通じて、自分では気づいていなかった心の奥深い部分を見つけ出し、ポジティブなイメージに置き換える手助けをします。

ヒーラー自身、過去に壮絶な体験をし、スピリチュアルの世界に助けられたうちの一人。その経験があるからこそ、悩みや不安を抱えている方に寄り添ったセッションができます。

潜在意識の書き換えをはじめ、レイキヒーリングやトラウマセラピーなど、あなたのお悩みにぴったりのセッションをいたします。

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