売れっ子セラピストになるには?傾聴力以上に大事なスキルを公開
最終更新日 : 2024/05/24 | 投稿日 : 2024/05/20
多くの人が抱える心身の不調。そんな時に頼りになる存在が、セラピストです。
しかし、セラピストと言っても仕事内容は千差万別。予約が絶えない人気セラピストになるには、どのような秘訣があるのでしょうか。
セラピストと聞くと、傾聴力や共感力が大事というのは周知のことかと思います。お客様と直接接するのでもちろんそうした力は必要ですが、継続的に売れ続けるにはもっと広い視野でスキルを身につけなればなりません。
今回は、人気セラピストになるために習得しておきたいスキルについてご紹介します。
Contents
セラピストとは
はじめに、セラピストとはどのような存在なのか確認しておきましょう。
セラピストは、専門知識や技術を用いて他者の心や身体を癒す人を指します。
心身を癒す手段はさまざまで、心理面にフォーカスするメンタル系セラピーや、整体やマッサージなど実際に身体に触れるアプローチ方法があります。このほかにも、霊的エネルギーを活用する「エネルギー療法」も主流といえます。
職種によっては国家資格を要するものもありますが、施術に必要な技術を習得することで未経験からでも始められる職種も多くあります。エステサロンやリラクゼーションサロン、エネルギー療法を用いるヒーリングなどが後者にあたりますね。
多くの方が癒やしを求める中、「セラピスト」は今後ますます活躍する場が増えるといえるでしょう。
AIが急速に発展し、あらゆる職業が淘汰されていくと予測される現代において、心を通わせ寄り添うセラピストは、ロボットに代われない職業として今後も需要が高まっていくはずです。
セラピストの種類はさまざま
セラピストの種類は多岐にわたります。
何となく「セラピストになりたい」と思っている方でも、職種によって施術方法が異なり、習得すべき技術や専門知識も違います。
ここからは、セラピストの種類をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
心理・メンタル系セラピスト
一つ目は、心理・メンタル系セラピストです。
主な仕事内容は、クライアントのメンタルヘルスのケアや自立サポートで、ストレスや悩みの軽減を含みます。
たとえば、臨床心理士、公認心理士、心理カウンセラーが挙げられます。
医療機関に従事する場合は、医療行為となるため国家資格を取得する必要があります。このほかにも、民間資格を得ることで活躍できる職種としても活躍できるでしょう。
メンタルケアをメインとするセラピストは、必ずしもクライアントの問題解決を必須としません。悩みを抱える方に対して、ストレスとの付き合い方や自分の中にある幸せに気が付くようサポートすることに重きを置く場合もあるでしょう。
今後訪れるであろうストレスとうまく付き合っていけるよう手助けするのが、心理・メンタル系セラピストにおける役目の一つといえます。
ヒーラー系セラピスト
近年注目されているのが、ヒーラー系セラピストの存在です。
ヒーラーも、メンタル系セラピストと同じように心身に癒しを与えるという点で共通しています。しかし、ヒーラーと呼ばれる職種は、主にエネルギーを用いて施術することが多いという特徴があり、アプローチ方法も異なります。
そもそもヒーラーとは、治癒を意味する「healing」から生まれた言葉で、主に宇宙や生命のエネルギーを活用して心身を癒す人を指します。
こうしたスピリチュアルエネルギーを通してクライアントに霊的パワーを送り、身体の不調や精神の安定に導いていきます。
スピリチュアルヒーラーの中でもさまざまな種類に分かれますが、代表的なものは「レイキヒーリング」でしょう。
レイキヒーリングは、宇宙や生命、霊的エネルギーを用いて心身を癒すエネルギー療法の一つ。感情的な課題や精神的な不調へのアプローチにも活用できると言われています。
また、レイキヒーリングは「心の浄化」も図るため、その人本来が持つ内なるパワーを導き出す手段としても注目されています。
レイキヒーリングで期待できる効果や手法については、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
美容・リラクゼーション系セラピスト
美容やリラクゼーションを目的としたセラピストは、「美×癒し」という観点から自律神経を整えて美しく健康でありたい方の役に立てる職種です。
「美容技術の提供やリラックスできる環境を追求してお客様を癒したい!」という方は多いでしょう。需要が多い分職種はさまざまで、代表例として以下のようなものがあります。
アロマセラピスト
アロマセラピストは、精油(エッセンシャルオイル)と呼ばれる植物から抽出した香り成分を用いて、心身の健康増進をサポートする仕事です。
クライアントの心身の状態や悩みを丁寧に聞き取り、症状に合わせて精油を調合。必要に応じてボディマッサージやフットバスでトリートメントします。
リフレクソロジスト
主に足裏の反射区と呼ばれる部位を手指などで刺激し、血液やリンパの流れを良くして心身の不調を改善する仕事です。技術習得時には、身体の仕組みにおける基礎知識や施術技術までしっかり身につける必要があるでしょう。
エステティシャン
お客様の肌や体をケアし、美容効果や健康増進効果をもたらす施術を行う仕事です。手技だけでなく美容器具も用いてクライアントの希望にアプローチすることもあるでしょう。
資格取得やスキル習得が求められることが多く、栄養学、皮膚科学について学びます。
医療・リハビリ・健康に関わるセラピスト
国家資格や民間資格が必要になるのが、医療・リハビリ・健康に関わるセラピストです。
主に、医療機関やクリニックで治療やリハビリといった医療行為をする際は、国家資格を取得しなければなりません。介護施設やスポーツセンターで利用者の不調を整えたりアドバイスしたりする際は、民間資格が必要になることが一般的でしょう。
国家資格を必要とする職種の例
・理学療法士
・作業療法士
・鍼灸師
民間資格を必要とする職種の例
・スポーツセラピスト:怪我予防やメンテナンスのアドバイス
・カイロプラクテスト:神経や筋肉の不調を改善へと導く
・フードセラピスト:食事療法や栄養学を通じて不調を整える
・介護リハビリセラピスト:高齢者の関節痛や不調にアプローチし、身体の機能改善を図る
このように、セラピストと一口に言っても資格やアプローチ方法は多岐に渡ります。
「人を癒したい!でもどんな仕事があるの?」と、疑問を抱えていらっしゃる方は、まずは上記で紹介した仕事を詳しく調べてみるといいかもしれませんね。
売れっ子セラピストになるために必要なスキル
セラピストのどの職種においても、資格や技術習得は欠かせません。
ただ、晴れてセラピストになってとしても売れ続けないと事業が成り立ちませんよね。
特に、起業して個人事業主を目指そうとされている方にとっては、お客様が来ないというのは死活問題。3年先、5年先の事業を見据えて、次のようなスキルを身につける必要があります。
まずは傾聴力
セラピストの基本中の基本といえば、傾聴力でしょう。
傾聴力は、相手の話に丁寧に耳を傾け理解しようとする力。 単純に話を聞くのではなく、相手の感情や意図を注意深く観察するスキルが問われます。そのため、自然に培われるというよりは、ある程度の訓練を重ねて意識的に取り組む必要があるでしょう。
悩みや不調を抱えているクライアントにとって、話を聞いてくれる環境はとても安心できるものです。傾聴力を磨くことで、信頼関係を築く際も有効でしょう。
相手の本音を引き出すセラピストのような職業は、初回の段階で相手から信頼を得る必要があります。
信頼関係を構築するにはいくつかの手法がありますが、中でも有効なのがラポール形成です。
ラポール形成とは、人と人の心が通い合って強い信頼関係で結ばれている状態のことを指します。主に心理学の分野で使われる用語ですが、テクニックを理解しておくことでクライアントとのコミュニケーションで大いに役立つかもしれません。
ラポール形成の代表的なテクニックについては、こちらの記事で解説しているので、参考にしてみてくださいね。
正しい技術習得
セラピストの仕事は、確かな技術を持っていてこそクライアントから信頼されます。
職種によっては独学でも働けるものもあるかもしれませんが、正しい技術を習得するのであれば養成講座や専門スクール、専門学校へ通うことをおすすめします。
特に、独学の場合は間違った知識があっても気が付きにくく、修正できないままでいるとクライアントのニーズに寄り添いきれません。新しいことにチャレンジするときは、すでに活躍している人から学ぶのが最短ルートです。
ブランディング・マーケの知識
セラピストやヒーラーの分野では競合が激化しているため、起業を目指すとしたら技術スキルやコミュニケーション力だけでなく、ブランディングやマーケティングスキルも身につける必要があります。
起業家が生き残るには、技術だけではどうしても限界があるでしょう。
個人事業主全体の廃業率は、開業1年後で約30%、3年で60%に到達するといわれています。
廃業する理由はさまざまですが、開業後1年以内で辞めた方の中には「競合に埋もれてしまい集客できなかった」「事業の見通しが立たなかった」というものがあるでしょう。
こうした悩みが起きる要因の一つとして、ブランディングやマーケティングの知識不足が挙げられます。技術はあるのにそれが認知されない…自分の強みを事業にうまく活かせない…こうした点は、ブランディングやマーケティングを学ぶことで解決できるかもしれません。
セラピストとして起業したいと考えている方は、こうしたビジネス戦略をしっかりと身につけておきましょう。
未経験からセラピストになるにはどうしたらいい?
では、完全未経験の方がここまで紹介したスキルを身につけて、事業を発展させるにはどうしたらいいのでしょうか。
先ほどもお伝えしたように、スキルを身につける最短ルートは、プロから学ぶことに尽きるでしょう。具体的に、どういった方法があるのかご紹介します。
資格が必要な職種は指定の学校へ通う
医療・リハビリ系のセラピストを目指すには国家資格が必要です。そうした資格を取得するには指定の大学や専門学校に通って受験資格を得ましょう。
民間資格を必要とする職種は、スクールに通うことで受験資格を得られ、試験に合格する必要があります。
セラピスト養成講座を受講する
セラピスト養成講座という方法もおすすめです。養成講座はオンライン上で受けられる通信型のものもあれば、実践ベースの講義もあります。
講座内容はスクールによって異なりますが、あらかじめカリキュラムが決まっているものやマンツーマンで一人ひとりの目的・段階に応じたプログラムを組んでくれるところまでさまざま。自分のペースに合わせて受講したい方は、マンツーマンで学べる講座がおすすめかもしれません。
サロンで研修を受ける
資格を要しない職種の場合は、未経験者OKというサロンで働き、研修を受けてセラピストを目指すこともできます。
間近でプロの施術を見られるメリットはありますが、研修が営業時間外に行われることが多く、帰りが遅くなったり休日が減ってしまう可能性があることも理解しなければなりません。
技術とビジネス戦略のトータルスキルを学ぶならAquaPlanetへ
未経験からセラピストになる手段はさまざまありますが、長期的に売れるセラピストを目指すのであれば技術とビジネス戦略を同時に学べる環境がベストといえるでしょう。
心のセラピスト育成スクールAqua Planetは、スピリチュアルの専門スキルはもちろん、起業に関する知識まで得られる専門スクールです。
Aqua Planetは、基本がマンツーマン指導。受講生のスキルや希望によってオリジナルカリキュラムを組み、スキルをしっかり使いこなせるまで徹底的にサポートさせていただきます。
ここで多くの方が気になるのは「なぜオリジナルカリキュラムを作る必要があるのか?」という点でしょう。
一般的なスクールはあらかじめ決められたカリキュラムがあり、みな同じ内容で同じペースで進んでいくところがほとんどかと思います。けれども、みなさん誰もが同じ経験、同じスキル、同じ環境からスタート!ではありませんよね?
当スクールでは、それぞれ持っている独自の特性やスキル、過去の体験で得てきたことを最重要視しています。
そのため、誰一人として同じカリキュラムを組みません。
個々に合わせて進めることで、その人本来が持つ能力が開花できるのです。それが、私たちの考える「成功」です。
また、当スクールでは起業サポートとしてブランディング講座やSNSを使った集客術もコース内容に組み込まれています。
「セラピストになりたいけれど、なかなか前に進めない」「起業後のサポートも受けたい!」「自分らしく起業したい!」
そのような方は、ぜひご相談・お問い合わせくださいね!
- 過去のトラウマのせいで生きるのがつらい
- 原因不明な体の不調で悩んでいる
- 心療内科に通っても心の病が無くならない
- パワハラのせいで職場に行くのが恐い
- 過度なHSPで自由に生きることができない
こういった心身のお悩みを根本改善するには、潜在意識にアプローチする本格的なエネルギー治療が必要です。
でもどんな人間かも分からない相手に、心の内に入り込まれるのは抵抗がありますよね?
そのようなあなたに向けて、3000以上の施術実績があるヒーラー藏本が、無料でZoomカウンセリングを行っています。
一人で悩んでおられましたら、Aqua Planet公式LINEよりお気軽にご相談ください。